「Unreal Engine 4 で極めるゲーム開発」校了

 前回のエントリで執筆中だったUE4の本が無事校了しました。非常に長期間の執筆と度重なる延期で、関係者、出版社、ご予約いただいた皆様には本当にご迷惑をお掛けしました。表紙も、精神的前作「Unityではじめるゲームづくり」に合わせたノリとなりました。

Unreal Engine 4で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト

Unreal Engine 4で極めるゲーム開発:サンプルデータと動画で学ぶUE4ゲーム制作プロジェクト

 懸念だったページ数は、書籍にギュウギュウに詰めた上で、サンプルゲーム制作で直接的には使わなかった「MovementComponent」「ConstructionScript」「カメラの高度なコントロール」「GUIの構築」「最終ビルド」「ゲームブック版サンプルゲーム」の合計6章を付録PDFとしてダウンロードデータに移動させることでクリアしました。付録とはいえ、オマケという意味での付録はゲームブックのみであります。他はもともと書籍収録を前提で執筆されていたもので、書籍の最終章から続いているためサンプルゲームに組み込みも可能で、質・量ともに書籍本編の内容にいささかも劣りません。是非ダウンロードして、ゲームブックで遊んでください。

 現在は付録の加補筆執筆作業をしています。各章をつぶさにご紹介申し上げたいところなのですが、まずは作業を仕上げていきたいと思います。頑張ります!

P.S.  「Construction Script」の章は、本編収録時はレベルデザインと背景のための部分的な可変プロップを扱っていました。本書のサンプルゲームのようなカジュアルゲームなら、床・壁・柱の自動配置を十分扱えるレベルなのですが、すでにメッシングを終えてから迎える章なので、当時はネタとして挟むのが不自然で避けていたのです。このたび、付録に移動したことをいいことに、改めてこのネタを入れてみようと思って加筆中です。