VMのアロケータ

 最近の組込スクリプト言語は、先にVMが一定量のメモリブロックを確保し、さらにその中でアロケータを使ってスクリプト言語のメモリアロケーションを提供する実装が最初から搭載されていることがある。

 この方法は、ホストプログラムのメモリを断片化しないというだけでなく、VMを別スレッドで動かしたときに、アロケーターがロッキングなし(スレッドアンセーフ)で処理できるという若干のボーナスがつく。グリーンスレッドしか使えないという状況の裏返しということですが……