なぜ私たちはRuby版XOOPS Cubeを開発したか (1)
あの壮大な釣りタイトルセッション「なぜ私たちはRuby版XOOPS Cubeを開発したか」
OSC2009 Shimane で使用したスライドをダウンロード用にクリンナップしょーります。あのスライドは口で説明するんが前提じゃったけーね。
そもそも XOOPS Cube とは何か?
会場に来とる人はたいがい Ruby 圏の人じゃろうけぇ説明。皆さんも一度くらい名前を聞いたことがあるじゃろう XOOPS2 と XOOPS Cube は別物ですよ、と。
フレームワーク全盛時代にフレームワークを積まずに低レベルプラットフォームを作ってますよ。だって1年毎にフレームワークのメインストリーム変わるんじゃもんWeb業界。
いなげなけぇ、わしらは追加プログラムをPCが巡回する仕組みと、フレームワーク(開発手法)は別モノにしとりますよ……という話。
なのに、なんで新作コアの上で XOOPS2 のモジュールが動くんか?それは間にエミュレートのプログラムを挟んどるけえですよ。そして今日はコアの話ですよ。
だんだんズコーが見えてきました……
Legacy で使われとる XOOPS Cube コア 0.9 はまだ未完成!
全部完成すると、こがぁなる! 特にメインシーケンスであるタスクシステムが肝じゃけえ!
ほいじゃけど、PHPは今んとこスレッド積んどらんけぇ検証できん。手続きだけ決めておいて、今は並行処理にする形で進めとるけど、その手続きが正しいんかどうか、励行する API 使用ルールなんかが決められん!
じゃけんスレッドのある Ruby にタスクシステムを移植しました。
ズコー
以上!第1部完!
節子それ Ruby 版 XOOPS やない、検証プログラムや!
しかも、主たる検証環境はRubyですらないというグダグダっぷり……
しかし、いま即戦力的なパフォーマンス稼ぎ手段として、ラウンドトリップタイム中のスレッドスリープという検証に、Rubyは活躍するはずなんじゃ!
それについては後述!