GLUT ……の解説文の話
マルチプラットフォーム対応が望ましい XOOPS Cube の専用クライアントをどういう環境で作るか悩んでいたんですが(argon さん的には AIR がオススメらしい) GLUT が強力な選択肢と言えるかもしれない。
そう思ってGLUTを調べていてちょっとびっくらしたことがあります。GLUTは工学博士の床井浩平さんがサイトや書籍を出されてファーストステップを詳細に解説されているのですが、そのサイト GLUT による「手抜き」 OpenGL 入門の文書がむちゃくちゃ分かりやすいんです。1冊にまとめて、改訂を重ねているところがまた凄い。技術トピック別に書こうとして、結局貫通しないで終わる人間(=Me)からしてみれば羨望の眼差し……(*'-'*)
文章がうまいとはまた別の凄さを感じます。やっぱり博士で&大学で教鞭取ってるともなれば、人に技術分からせるのも上手いし、ドキュメント作る根気も違うってことなのか。
僕みたいにドキュメントは書くけど意味不明意味不明言われる人間は、こういう人の仕事から学べばいいんですね。しかし、床井さんの GLUT 入門本えらい細かく出てるなぁ……
GLUTによるOpenGL入門2 テクスチャマッピング [CD-ROM付]
- 作者: 床井浩平
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2008/01
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
XCode に OpenGL のサンプルがたんまり入ってた
まったく知らなかった……
ビルドするだけで動くよサンプル(当たり前だ)
なぜか垂直同期しないけど……
シェーダ周りまで一通り入ってます。
XCode すごい
ものすごいあっさりレンダーターゲット持ったウィンドウ作れた。ぐぐって出てきた Xcode GLUT / OpenGL TutorialとOpenGL + GLUT講座 の出だしのところを参考にさせていただいたのですが、これぞまさに5分の世界。
ビルドへの GLUT の導入って、フレームワークの追加ってプロセスで、 OpenGL や GLUT のフレームワークを追加するだけですよ。どうもこれがビルド工程への追加情報を持っているらしくて、それだけでインクルードパスとライブラリパスが通る。ここまで導入が簡単な IDE も初めて見たな……(汗
OGRE の XCode Template っていうのはこのフレームワークのことかな?中身どうなってるんでしょう。こんだけ手軽だと XOOPS Cube でもパクリたいですね。
そうですね……
新 masafumi's Diary: たいていは
しかし、マルチタッチにせよそれよりもっと新しいインタラクションの方法にせよ、アイデアだけならたぶんAppleの技術者でなくても出せると思うんですけど、たいていの会社はあまりに新しすぎるとそれにゴーサインが出せないなよなぁ〜。・・・で、ヨソでうまくいったから自分ところでもようやく出す、みたいな話は多いよなぁ〜。
○| ̄|_ 多いよなぁ〜
ということは、そのジレンマを克服したところはヨソを出し抜けるということだと思うんだけど、なにができるのか。
ハードは難しそうだけど、ソフトはプロトタイプを早く作って、どう見せるかで結構何とかなるような気がする。形がないものだからなおさら形が重要に……
テンションのオーラまとっちゃってる状態で上の人へ見せる。テンションは時間で劣化するから、燃え以上に時間が大切だと思う。まぁ、テンションだけでいっちゃうと、半年くらいしてみて全員で「なんでこれでいけると思ったんだ」と頭を抱えるということも過去何度も経験したけど……それに、そういうことが(規模的に)できる会社とできない会社があるよなぁ……
でもそこからスパッと引くこともできると思うんですよね。早ければ。
トライアルをソフトウェアの力で猛烈に前に押し出すということをやりたいんだけど、何から手をつければいいんだろう。パッとイメージできないってことは、ほんと俺コンストラクションツール集めてただけってことだよなぁ…… orz