Programming The Cell Processor に OGRE3D が載っていた
Programming the Cell Processor: For Games, Graphics, and Computation
- 作者: Matthew Scarpino
- 出版社/メーカー: Prentice Hall
- 発売日: 2008/10/14
- メディア: ハードカバー
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
中身はめっさ濃いです。 PPU の SIMD プログラミングから SPU へのオフロード、 SPU のアセンブラプログラミングまで、ひとしきり押さえてあります。で、これ基本的には Linux on Playstation3 で何かをやろうという主旨の本のため、グラフィック関係は弱いのですが、一応章は割いてあります。フレームバッファを使ったプログラム、 OpenGL、 COLLADA などが扱われているその章の中に、なんと OGRE3D がぽつーんと入ってます。
まさか並列化もろくに終わっていない OGRE3D の一部の演算を SPU にオフロードしたのかワクワクと思って読んでみたら、普通に OGRE3D の基本的なハウツーを紹介して終わりでした。 orz
なので、全部 PPU で動かすという話でした。