オープンソース vs オープンソース

この前の続き的な落書き。

いまアニメ業界ではセルシスの「RETAS」という作画、彩色、撮影ソフトが国内を独占していて、ライバル製品がなく、競争がないせいか非常に高い。

一番分かりやすいフリーウェア活動は、高額で個人向きではないプロプライエタリ製品を、低性能でも無料で個人が自由に使えるフリーウェアで代替しようという活動だと思う。

ところが「ほぼプロプライエタリしかない」世界(例:ゲーム)があるのと同様に、「ほぼオープンソースしかない」という世界もある。

こういう場面のオープンソースは、 GNU 的なフリーソフトウェアほど分かりやすくない。しかし定義上、オープンソースフリーソフトウェアも内包せざるを得ないので、作る人も使う人も関わる人も多様で、かなりカオスなコトなっている。

そのカオスが成果物の量に直結するかというと、意外とそうでもない。ただ、ディスカッションは非常に活発。