DSiのセットアップ


 なにかの参考になると思うので、 DSi をセットアップしたときの画面を置いておく。基本的には Nintendo DS と大きくは変わらない。ちなみに撮影は iPhone のカメラでやったので、画質うんこです。


 スクロール可能な Web ページと異なり、ゲーム機には解像度の低いひとつの画面(DSiの場合は幸いふたつあるが)で設定を行っていく。従って、基本は一問一答になる。 DSi は「まずは設定しますよ〜」と宣言して、1画面目では何もしない。


 まず日付を設定。矢印をトントンとタッチして日付を合わせる。


 次に時間を設定。最近の据え置き機ではネットワークに接続することが前提になっているため設定しない機種もあるが、携帯機は事情が違う。たとえば Xbox360 はアダプターを抜くと時間がリセットされるが、 Xbox Live で自動的に時間を合わせるため特に警告は行われない。


 次に「ニックネーム」と「コメント」をひとことずつ入力する。ニックネームは昔からあったが、コメントは新要素かもしれない。 DSi はタッチパネルによるソフトウェアキーボードが使えるので、こういう要素をセットアップに持ってきても特に困らないのがいいよなぁ。 PSP だとニックネームを設定するにも一苦労する。


 続いてコメントを入力する。 Xbox Live のひとこと欄みたいなもんかな。


 最後にお気に入りの色を設定する。以前もあったと思うが、冷静に考えるとこれはなかなか盲点。インストールの最後にお気に入りの色を選ばせる Web アプリケーションとか面白いかもしれない。 Wiiアバターシステム Mii にもお気に入りのカラーをつけることができ、 Mii を使ったプレイ時にソフトが反応してくれることが多い。たとえば Wii Sports なんかがそうだ。


 セットアップが終わるとメニューが起動し、ご自慢の新機能であるカメラのチュートリアルが自動的に始まる。チュートリアルについていくと、2つの内外カメラを切り替えて写真を撮り、後から加工するという手順をひととおり学習できる。ゲームにチュートリアルはつきものだが、ゲーム機の標準搭載ソフトにチュートリアルがあって、ゲーム機自体のセットアップを終えるとそれが割り込んでくるのが面白い。


 最後にオマケ。インターネットショッピングでソフトをダウンロードすると、包装されてメニューに送られる。初めて使うときはこのメニューをタッチすると、アイコンが飛び上がり包装がほどけて中からソフト本体のアイコンが出てきて、自分のメニューに収まるアニメが表示される。 IT 機器だと「不要な演出」だが、ゲーム機には絶対必要な実装で、他機種はまねるべきだと思う。さて、 XOOPS Cube にとっては不要/必要どっちだろう。すべては BASE が決めること……