対応環境調査と感想

 XOOPS Cube はタスクシステムと再整理された描画パイプラインで色んなガジェットに対応させる BASE を開発できる(ようにします)。わしのほうで出す BASE で対応予定なんは前に書いた PS3, Wii, PSP, iPhone/iPod touch, DS/DSi の5種類。はぁPS2持っとらんけーPS2ブラウザは勘弁してください。

PS3ブラウザ

 ほぼPCフルブラウザに相当。バージョンアップでものすごく良くなって、省メモリ機なのに、描画もアクセスも相当高速。PCいらんくらい。XMBライクな管理画面を作るのがしんどそうじゃけど、なにも考えにゃあ普通のXOOPS Cube Legacy的なサイトも十分に訪問、運営できる。管理画面側は当然XMBライクに作らないと無意味なのでいま一生懸命、似たようなことができんか勉強しとるところ……

Wii Opera ブラウザ

 Wiiリモコンの挙動をJavascriptで拾える点が最大の特徴。フルブラウザ前提のサイトでは、動作は重いが、文字が大きめに表示される等、独特の味のある表示を行う。管理画面をどう作るかが楽しそう。メモリがそれなりにあるけー、単に見せるだけなら CSS の調整だけで行けるじゃろう。

PSPブラウザ

 PS3ブラウザと外見やインターフェイスは同じじゃけど、メモリやCPUが格段に非力。見た目はPS3と同じ方法論で攻められると思うが、情報量を抑えんと快適なアクセスや管理は難しいじゃろう。

iPhone/iPod touch

 対応方法が確立されとって、本やWebサイトなどでiPhoneの世界観の中でサイトを作るためのCSSやJSを手に入れられる。ネイティブアプリを作ることでサイトのインターフェイスと直接接続してサイトを管理できるのがいっちゃんの強み。しかもそのネイティブアプリが結構簡単に作れるんじゃわ、これがまた……

 PSP同様、フルブラウザと同じ情報を表示させるのではなく、情報量を抑える仕組みで、選定された情報をCSSiPhone的世界観にまとめて表示させるというのがゴールになるじゃろう。

DS/DSiブラウザ

 世界で最も普及しているフルブラウザ搭載モバイルガジェットじゃけど、CPUもメモリも解像度もプアで、ブラウザ環境としてはiPhoneより厳しい。通常のXOOPSサイトにはまずアクセスできんし、管理もやれんが、iPhoneのようにAppを作ってそっちで管理させることもできん。特に初代DSブラウザのフリーメモリの無さはかなり厳しい。 DS liteDSi では2倍になっとる。

 2画面あるのが特徴で、上画面に情報をディスプレーさせて、下画面は直接タッチさせるという使い方が提供できりゃあ "らしく" なる。任天堂サイトでさえDSブラウザへの最適化ができとらんけー、iPhoneみたいに先人の経験を拝借することもできんけど、ある意味対応作ってて一番楽しい環境じゃないかと思う。

 DSブラウザに関しては相当試行錯誤して色々分かったこともあるんで、またどこかでまとめます。先に言っとくと間違いなく5環境の中で一番きついです。

その他携帯

 gusagi 神がやってくれます。